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棚板1枚ができるまで〜②

こんにちは!

家具担当の石川です。

今回は、先日の棚板製作の工程の続きを書いていこうと思います。写真が地味ですがお付き合いください。。。

前回はそれぞれの板の片面を平らにしたところまででした。

その次の工程は大きな年季の入った機械、「プレーナー」を使います。

この間に板を入れて仕上げたい厚みになるまで12mmずつ、薄くしていきます。

ものすごく厚いものを薄ーく仕上げるには何度も何度も厚みの調整をしながら繰り返しかけていく事になります。

左から入れて右から出てきます。板の様子に合わせてスピードの調節も同時にします。

それにしてもあちこち塗装が剥げて、重々しい鉄で出来た古い機械です。

ですが、バリバリ働いてくれています。前回の工程で出てきた機械「手押し」やこの機械がなければ、棚板はもちろん家具は出来上がりません。私よりも歳上(かも?!)

まだまだ現役で頑張ってもらわなければなりません。

そして厚みが揃ったら、棚板の奥行きよりも大きめになる様に板たちを組み合わせて

クランプという道具を使って板同士を接着剤で接ぎ合せて圧着していきます。

この組み合わせを考えるひとつ取っても、板の表情があるので、なかなか難しいなと日々痛感しています。

節が多いもの、全くないもの、白い板、赤い板‥‥。棚板が乗る本体の色合いとのバランスなどなど、迷い出したら止まりません笑。

そして半日から1日くらいかけて接着剤に板同士をしっかりつけてもらったら、クランプを外して、この様な凸凹した棚板が出来上がります。

まだ製作途中ですが、今回はここまで。

また次回に紹介しますね!

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