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ひと味違う社会見学を

先日また人生の1レベルアップしました、林です!

この年まで大きなケガも病気もなく、頑丈に産んでくれた親に感謝です。

 

9月から11月にかけては社会見学シーズン。、私達三栄林産グループではたくさんの団体さんや小学校からの工場見学を受け入れていましたが、先日は今シーズンラストになる受け入れ日でした。

亀山市で西の端に位置するのが会社のある加太地区の加太小学校ですが、亀山の南東の端、昼生小学校の5年生御一行!

もうさすがに5年生になると、行動もキビキビ、聞く体制も素晴らしい。質問もドンピシャ的を得ていて、きちんと話を聞いてくれているからこそ出てくる質問なので、林先生感激です。(そう、なぜか私も先生と呼ばれる数時間)

学校からは「工場見学をさせていただきたい」という意向で、今や貴重な製材工場の見学をしてもらうのですが、私達の見学ルートには必ず「山散策」が入ります。

製材工場で加工される木のひとつ前の段階である、木が山でどうやって育つか、ここにも重きを置いています。

とにかく私が声を大にして話すポイントは3‼︎

①杉やひのきの針葉樹の森は勝手に生えてきたのではなく、私達のおじいさんのそのまたおじいさんの時代に植林され、100年近くもの時間、手入れをされながら育てていること

②近年は手入れされない山が増えて、荒れた山が多いこと、荒れた山は土が痩せて土砂災害の原因になってしまうこと

③森林破壊だから木を切ってはいけない!というのは外国の話で、日本は切られなさすぎて困っている森林破壊であること、切って使ってまた植えて、この100年のサイクルを回していくことが大切であること

「木は切ってはダメと思ってたけど、そうじゃないってことを知れてよかったです」

その日の子供達の感想の中にこの言葉を聞くと、ヨシ成功!と思ってしまいます。

大人だって9割くらいの人がそう思っています。

だからこそ、私達は工場見学と山を見てもらうことを必ずセットで行うのです。

やがて大人になる君たちへ、私達林業に関わる大人ができることを続けていきます。