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テーブル裏面の秘密

今年は初めて梅シロップ作りに挑戦中‼︎の林です。

今日はダイニングテーブル天板の裏面に少しフォーカスしてお話しますね。

ダイニングテーブルの裏面、ひっくり返すとこんなアイアンの棒が埋め込んであります。

これは何のためかというと、木は山に生えている時は地面から水を吸い上げて生きています。

切り倒した時は木に水分が残っていてずっしり!テーブルになる頃には乾燥されていますが、含水率はゼロではありません。15%くらいはあるかなぁ?木は切っても生きているので、反ったり捻ったりすることがあるのです。

それを軽減するためにこのような手間を加えるのです。いわゆる「反り止め」と呼ぶ金物です。

そしてこのアイアンの棒を埋め込んだ両端、ここはわざと長めに木を掘り込んで敢えて隙間を作っています。

さてそれはなぜ?

木はテーブルになって納品された後もじわじわと乾燥しています。

すると少し縮むんです。アイアンの方は縮みませんから、木が縮んでも大丈夫なように隙間を作っているというわけです。

食パンとか袋から出したままにしておくと、水分が抜けて少し小さくなりますよね?あれと似ています。

ちなみに次の写真は製材して約1年ちょいのお店の展示テーブルの裏面です。やっぱりだいぶ縮んでます。(全体的に1センチくらい縮むかな)

5年〜10年くらい経つと木も堅く締まってきます。

その頃には表面の色も飴色に近付いてきつつあるのではないでしょうか?

購入してからもお宅で育ててもらうような感覚でいてもらえると、私達も嬉しいです。

環境によっては干割れが起きたり小傷がついたりしますが、その都度お手入れをしたりして、木のある暮らしを楽しんでみてくださいね。

 

シロップもうすぐかなぁ〜

我が家のテーブルは約18年もの。

猫は6歳です。笑