坂です。
私たちが床材に標準的に採用している”杉材”と”桧材”。
タモやナラといった広葉樹ではなく、針葉樹である杉や桧を採用しているには理由があります。
地域材を活用したいという理由の他に、素足で暮らす私たちのライフスタイルには杉や桧の柔らかさ、優しさが本当に心地よいからです。
新築時から年月を経て乾燥が進み、表面強度はどんどん硬くなっていきますが、その硬さは広葉樹のそれとは違います。
まもなく築10年を迎える我が家ですが、久しぶりの休日を利用して少し模様替えをしました。
しばらくの間、ソファーが置いてあった場所の床は色こそ変わっていますが、新築時のように美しい状態でした。
日常、家族が集まるリビングの床(TVの前)と比較してみましょう!
白くなっている部分が夏目(なつめ)と呼ばれ、木が温かい季節に成長する柔らかい年輪。
茶色く残っている部分が冬目(ふゆめ)と呼ばれ、寒い季節で成長が遅いため、硬い年輪。
家族が毎日、歩いたり、集まったりするエリアの床はこのように夏目が削れ、冬目が立っている状態になってきます。
これは浮造り(うづくり)と呼ばれ、古民家でよく見かける床はこのような浮造り状態になっていますね。
私たちはよく”木の住まいは家族と共に成長をする”というお話をさせていただきますが、10年も経つと、そこで暮らす家族と共に床材も成長するのです。
それぞれの家族の生活に合わせて、ふたつとない住まいへと成長していきます。
このような床の状態を待てないという方には浮造り加工という床材もあります。
色合いや風合いが待てないから塗装して欲しいとご依頼される方もいらっしゃいますが、できれば、ご家族みんなで住まいを成長させてあげて欲しいと思っています。
築10年経った木の住まいを見てみたい方!!
床の浮造り状態を実際に見てみたい方!!
ご予約制ではありますが、我が家を見学していただくことができます!!
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