坂です。
今年もあっという間に12月、2020年もあと少しですね。
年末は大掃除、そして、お家のメンテナンスのシーズンですが、今年は新型コロナ感染拡大の影響で自粛期間となったゴールデンウィークにしっかりとメンテナンスされた方が多く、その後もおうち時間を活用してお家のことをされた方も多いと思うので、いつもの年末より少し余裕があるのではないでしょうか?
改めて、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、既存の概念が大きく変わったこと、特に”暮らしの価値観”や”住まいの価値観”が大きく変わったことについて、もう一度、整理してみたいです。
一般的に欧米と比較して年間の総労働時間が多いと言われる日本人のために、日本のメーカーは住宅や家具も極力メンテナンスしなくて良いような方向で商品開発をしてきました。
使用する材料が”メンテナンスフリーな素材”や元々メンテナンスという概念がない”使い捨ての素材”が業界を席巻し、日本人にとって住まいは”商品”となってしまっていると思います。
そのため、日本人には”家をメンテナンスして大事に暮らす”、”家具をメンテナンスして大事に使う”という感覚がどんどん希薄になっていったのではないでしょうか?
結果的に家を単に雨風をしのぐことができるシェルターと捉えてしまい、そこにあるはずの”暮らし”という概念も希薄なり、住まいは商品化してしまったのだと思います。
しかし、今般の新型コロナウイルス感染拡大により、多くの方が家で過ごす時間が増え、住まいが単に”商品”でないことに気がついたのです。
過ごす時間が長いほど、空間の快適さや素材の良し悪しについて感じることが多くなり、住まいが単なるシェルターでないことはもはや疑いのない事実となってきているはずです。
新型コロナウイルスは私たちの暮らしを大きく変化させたのです。
都市と地方という考え方、働き方だけでなく、それにより住まいや暮らしの価値観も大きく変化したと思います。
”ていねいに暮らす”
これまでも僕たちが提案し続けてきた、住まいの価値、暮らしの価値をより多くの方に共感してもらえるようになってきたと思うし、
それにより住まいや家具のメンテナンスフリー時代、住まいを商品ととらえた家を買う時代は終わりを遂げ、住まいや暮らしに本来の価値観が戻ってきたと思います。
そして、今後はお家を建てることや家具をつくることの他にもっと僕たちがお客様に対して期待されることが増えてくると思います。
例えば、ライフスタイルの変化に伴う暮らし方の提案、家族の成長に合わせた住まいの提案、お家や家具のメンテナンス方法などについてです。
僕たちは住まいや暮らしのプロとして、お客様からの期待にしっかりと応えていきたいです。
*ちなみにおうち時間が増えることによって起こった我が家の変化は、僕が料理することが増えたことです。
“木を楽しむ ていねいな暮らし”
ノッティーハウスリビング
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