ショールーム イベント情報 資料請求・お問い合わせ資料請求

亀山市で注文住宅を建てる場合の支援制度は?移住や住宅に係る補助金

亀山市では、マイホームの取得や移住を目的とした支援制度が用意されています。しかしそれらを利用するためには、さまざまな要件を満たす必要があります。
補助金を活用して費用負担を抑えるためにも、自分たちが利用できそうな制度を事前に確認しておきましょう。

亀山市への移住のための補助金

亀山市には移住の補助金制度として、『移住・就業マッチング支援事業』があります。
一部地域を除いた首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)から亀山市へと移住・定住した人が対象で、世帯人数に応じた支援金を受け取ることができます。

・単身者:60万円
・2人以上世帯:100万円(※)
(※)18歳未満を帯同して移住する世帯には、子ども1人あたり100万円を加算

主な要件は以下のとおりです。

・転入前10年間のうち、通算5年以上かつ直前連続1年以上、東京23区に在住していた人
・申請日から5年以上継続して亀山市に居住し、就業先に勤務する意思があること
・申請時に同一世帯で、いずれも転入後1年以内であること

ほかにも『移住前』『移住後』『その他』の3つの項目で就業や世帯状況の要件が設けられており、それらをすべて満たさなくてはなりません。
詳細は下記URLでご確認ください。

参考:亀山市『移住・就業マッチング支援事業

亀山市でマイホームを取得するための補助金

続いて、亀山市でマイホームを取得するときに利用できる可能性がある補助金を見てみましょう。

住宅取得支援事業

『住宅取得支援事業』は、居住誘導区域の住宅を新たに取得したときに、住宅取得費の一部が補助される制度です。居住誘導区域とは人口密度を維持し、開発と市街化を促進するためのエリアのこと。亀山市で対象となるのは、関、亀山中央(あいあい周辺、中心部西地区、中心部高台地区、中心部駅周辺地区、中心部南地区、中心部東地区)、井田川の3つの地域です。

補助上限額は、新築と中古で以下のように異なります。

補助上限額
新築住宅 住宅取得額の1%(上限20万円)
※子育て加算:住宅取得額の0.5%(上限10万円)
中古住宅 住宅取得額の1%(上限10万円)
※子育て加算:住宅取得額の0.5%(上限5万円)

※子育て加算の対象となるのは、申請時点で中学生以下の子どもがいる世帯です

この制度は現時点で亀山市に住んでいる人も対象ですが、土地の取得先の地域指定があるため、制度を利用するのなら、その時点である程度エリアが決まってしまいます。
また災害リスクが高い場所も一部対象になっているため、補助金を利用することだけにとらわれず、災害リスクも踏まえた土地探しを意識してください。

参考:亀山市『住宅取得支援事業
関連記事:ハザードマップから見る、亀山市の水害リスクと土地選び

子育てグリーン住宅支援事業

注文住宅を建てるのなら、省エネ住宅に対して補助金が支給される『子育てグリーン住宅支援事業』が利用できる可能性があります。
こちらは亀山市だけではなく国土交通省と環境省による国の支援制度で、省エネ住宅の種類に応じて、次のように補助額が決まっています。

補助額
GX志向型住宅 160万円
長期優良住宅 80万円(※)
ZEH水準住宅 40万円(※)

※除却(解体工事)をともなう場合は20万円を加算

この制度で注目したいのは、今年度から新設された『GX志向型住宅』です。
長期優良住宅やZEH水準住宅よりもさらに高い省エネ性をもつため、もっとも優遇される内容になっています。対象となるのは全世帯で、補助額も制度はじまって以来の最高額です。
一方で、長期優良住宅とZEH水準住宅については世帯制限があり、補助額も前年度より減額されています。

子育てグリーン住宅支援事業など2025年に利用できる補助金について詳しくまとめた記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてください。

関連記事:注文住宅を検討中の方必見!住宅補助金の概要【2025年版】

亀山市移住促進のための空き家リフォーム支援事業

市外からの移住者が亀山市内の空き家をリフォームしたときにも、補助金が支給されます。
新築から5年以上経過していることや制度利用後に10年以上住み続けること、耐震基準を満たすことなどの要件があり、補助額は以下のとおりです。

・リフォーム費用の1/3(上限30万円)
・「居住誘導区域内の空き家」と「補助対象者が子育て世帯」のいずれかに該当:費用の2/5(上限40万円)
・「居住誘導区域内の空き家」と「補助対象者が子育て世帯」の両方に該当:費用の1/2(上限50万円)
※市内または県内の市外業者による工事が対象ですが、県内の市外業者に依頼する場合は上限額は1/2

他にも、居住物件の工事であることや、工事費用が30万円以上であることなどいくつか要件がありますので、詳細は下記URLをご覧ください。

参考:亀山市『亀山市移住促進のための空き家リフォーム支援事業

木造住宅耐震事業

『木造住宅耐震事業』では、耐震診断の結果、評点が0.7未満(倒壊する可能性が高い)と診断された木造住宅について、その評点を1.0以上(一応倒壊しない)にするために行った耐震工事費用が補助されます。対象となるのは、1981年(昭和56年)5月31日以前に着工された『旧耐震基準』の住宅。つまり、現行の耐震基準に適合しない住宅を、適合させる(耐震等級1にする)ための補助金制度といえます。

補強計画、補強工事、リフォーム、除却の各項目で補助金が支給されます。

補助上限額
耐震補強計画 費用の2/3(上限18万円)
耐震補強工事(県・市) 費用の2/3(上限50万円)
リフォーム工事 費用の1/3(※上限40万円)
除却工事 費用の2/3(上限30万円)

※県内の市外業者による工事の場合は上限20万円

住宅の耐震性を測るための耐震診断は、無料で受けられます。
旧耐震基準の住宅をリフォームまたは取得するのなら、まずは自治体窓口で相談してみるとよいでしょう。

参考:亀山市『木造住宅耐震事業

まとめ

亀山市には、住宅を取得するときに利用できるさまざまな補助金制度があることがわかりました。しかしどの制度も対象となるのは、移住者や空き家、旧耐震基準の住宅なので、利用できる人はかなり限定されます。
注文住宅を建てる方でも利用できる可能性があるのは、『子育てグリーン住宅支援事業』です。
ノッティーハウスリビングでは長期優良住宅の取得が可能なので、補助金の活用をお考えの方は、まずはご相談ください。