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亀山市で注文住宅を建てるとき、住宅ローンや金利タイプはどう選ぶ?

家づくりの工程の中でも頭を抱えがちなのが、住宅ローン選びです。
借入先だけではなく、借入額や金利タイプ、返済方法など決めるべきことが多いので、「何をどう選択すればいいのかわからない」と悩む方も少なくありません。
亀山市で注文住宅を建てる場合、住宅ローンはどう選べばよいのでしょうか?

家を建てるのなら知っておきたい住宅ローンの選び方

住宅ローンは決めるべきことが多いので、すべてを同時進行で考えようとすると混乱してしまいます。家づくりの工程と同じように、順を追ってひとつずつ決めていきましょう。

1.金利タイプ

まずは、金利タイプを決めていきます。

金利タイプには、

・変動型(変動金利)
・固定期間選択型(一部変動金利)
・全期間固定型(固定金利)

があります。

借入当初の金利を優先するのなら、変動型がよいでしょう。
金利が低いほうが返済負担も抑えられるため、2023年(令和5年)度に住宅ローンを組んだ人の約8割が、変動型を選択しています。しかし変動型には金利が上昇するリスクがあるため、返済計画の立てやすさや安定性を考えると、固定型のほうが安心です。
どちらにするか悩んだときには、金利の変動リスクにどれだけ対応できるかがカギになります。

なお、全期間固定金利の『フラット35』を希望する場合は、その時点で金融機関が絞られます。三重県の地方銀行なら、三十三銀行、百五銀行、北伊勢上野信用金庫、桑名三重信用金庫のいずれかに相談してみてください。

参考:国土交通省『令和6年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書

2.適用金利

次に確認したいのが、適用金利です。
金融機関のウェブサイトに掲載されている『基準(店頭)金利』から、引き下げ幅を差し引いたものが適用金利であり、これによって実際に払う利息が決まります。基準金利と引き下げ幅は金融機関ごとに異なるので、忘れずにチェックを。
ただし変動型は適用金利が半年ごとに見直されるので、借入時の金利だけではなく、過去の上げ幅や下げ幅も確認しておきましょう。

3.返済方法

金利が決まったら、次は返済方法です。
住宅ローンの返済方法は2種類あり、1つが金利と元金の合計が一定になっている『元利均等返済』、もう1つが元金返済額が毎月一定になるように計算されている『元金均等返済』です。
借入直後の負担を軽減したいのなら元利均等返済、元本をどんどん減らして総返済額を少なくしたいのなら元金均等返済、といった具合に選びます。
なお、最近では元利均等返済にしか対応していない金融機関が増えているので、事前に確認しておきましょう。

4.団体信用生命保険

『団体信用生命保険(通称、団信)』も、住宅ローン選びで重要な要素のひとつです。
団信に加入しておけば、契約者(借入人)に万が一のことが起こったときに、住宅ローン残高が保障されます。死亡や高度障害を保障する一般団信のほか、がんや心疾患、脳血管疾患などの疾病に備えられる疾病保障付団信、健康面に不安がある方向けのワイド団信があります。

団信を決めるときには、医療保険と同じように“備えたいリスク”や“自分の健康状態”から考えてみてください。たとえばがん家系の方は疾病保障付団信、持病がある方や過去に疾病に罹患した方はワイド団信という具合です。
ただし、フラット35を除く住宅ローンでは団信への加入が義務づけられているため、“住宅ローンの本審査に通るか”という部分にも影響してきます。自分の健康状態で入れるのかも加味しながら、種類を選びましょう。

団信の保険料は金利に含まれていますが、疾病保障付団信やワイド団信に関しては適用金利に年0.1~0.3%程度の金利が上乗せされるのが一般的です。上乗せ率や保障内容、条件は金融機関ごとに異なるので、団信の内容も金融機関選びの指標のひとつになります。

5.事務手数料

住宅ローンを契約する際には、事務手数料を支払います。
定率型と定額型の2種類あり、定率型なら借入金額の2.2%(税込)、定額型は3〜5万円が相場です。手数料だけをみると定額型のほうが負担が軽いように感じますが、定率型より適用金利が高いことがほとんど。金融機関のシミュレーションを使って、自分の借入額ならどちらのほうが負担を抑えられるのかを考えてみてください。

住宅ローンの選ぶときに意識したいこと

住宅ローンを選ぶときに意識したいのは、次の2つです。

・金利の上昇リスク
・借入限度額

前述のように、変動型は金利の上昇リスクを伴います。
実際に2024年(令和6年)3月のマイナス金利政策の解除、2025年(令和7年)1月の追加利上げによって、基準金利を引き上げる金融機関が増えています。
これから変動型で住宅ローンを組むのなら、“今返済できるのか”だけではなく、“金利が上がっても返済できるのか”という部分まで考えて、借入額を決めなくてはなりません。

まとめ

住宅ローンは決めるべきことがとても多いので、コラムを見ただけで悩みや疑問点をすべて解決するのは難しいと思います。
マイホーム資金の悩みは、ぜひノッティーハウスリビングにご相談ください。
住宅ローンアドバイザーが在籍していますので、お客さまの年収や他の借入額などからおおよその借入額をお伝えし、住宅ローン選びまでしっかりとサポートいたします。