坂です。
杉の床でもルンバを使ってもいいんでしょうか?
答えは…
問題ありません。
しかし、
”ウエットタイプはできれば築2、3年経ってからにしてください”
↑こちらは我が家のウエットタイプルンバ。
水拭きは問題ありませんが、消毒液などが入っていると表面が柔らかい新しい床だと特に表面がカサカサになりやすくなります。
杉の床材は新築と比較すると3年目くらいで色も落ち着き、よく歩く場所は表面が擦れて浮造りになり、そして全体的に乾燥が進み床の表面が硬くなってきます。
ちなみに浮造りとは…
夏目(木材が夏に育つ柔らかい木目)が擦れて冬目(冬に育つ硬い木目)が立ってくること。
写真(我が家のリビング床)の色が濃い部分が夏目、色が薄い部分が冬目です。
古民家と言われるグレードの床はもっと美しい浮造りになっていますね。
古民家の床はビンテージ、我が家の床はまだまだビンテージにまで育っていませんが、あと50年もすればもっと良い風合いになると思います!
浮造りは足感触が気持ち良いことから新しい床材にブラシをかけて、わざと浮造りに加工している商品もあります。
新建材だと古材風(これは完全なフェイク材)の商品なんかもありますよね。
お客様からも
”ビンテージ感が待てないから塗装したり、古材を利用できませんか?”
と聞かれることもありますが、
ノッティーハウスリビングの想いは
”新しい無垢材がそこで暮らされるご家族によって、その生活の中でビンテージになって欲しい”
なので
ぜひ新しい床材を採用しましょう!
と話をさせていただき、新しい床材を採用していただいています。
例えるなら皮のブーツを育てる感じです。
僕のブーツは25年物!!
自分だけのビンテージ感がたまりませんね!!
さて、7月22日23日の週末は
築11年 木の家 暮らし見学会。
と題して、我が家の暮らしを見ていただく機会を設けました!!
杉や桧、漆喰、紙クロスなど現在もノッティーハウスリビングが採用している素材が使われている我が家が
11年間の暮らしを経てどのように経年美化しているか?
数年前に(僕の趣味の為に?)増築した木のカーポートと屋外収納をどのように活用しているか?
そして、何より家族4人でどんな暮らしをしているのか?
頑張って掃除はしますが、できる限り我が家の”普段の暮らし”を見ていただきたいと思っています。
ぜひご来場いただき、暮らしのこと、木の家のこと、素材のこと、そしてキャンプのことなどお話しできればと思います!!
ちなみに、我が家の床は毎朝、ルンバが掃除してくれています。
ノッティーハウスリビング 建築事業部
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