納品前の検品です

ちいきの木の家具製作所、亀山スタジオ林です。

観測史上2番目に早い梅雨入りだそうで、母の日に娘達にもらったプレゼントが傘だったのですが、早速大活躍です。

さてさて、私たちの作るオーダー家具は製作が終わると検品をし、ワックス塗装をし（しない場合もあり）お客様のもとへ旅立ちます。

こちらは来週配送設置となる2段ベッドの検品しているところです。

亀山市内の学童クラブに納品予定のベッド。学童保育中に具合が悪くなってしまった子供が横になるためのベッドで、設置場所の関係で普通のベッドより少し小さいのです。

そんな時のオーダー家具ですからね。

オーダーの本領発揮です。

検品を行うのは図面の描き手（担当者）と作り手の基本2人。今回は担当者わたくし林と製作担当は福ちゃんこと、福永くん。

図面通りの寸法か、2段目に登ってみたり、1段目に寝てみたり。圧迫感やはしごの踏面の間隔なども確認していきます。

基本は図面通りなのですが、製作途中にここはこうなっていた方が絶対いい！といった場合は問題ない範囲で多少作り方を変えたりすることもあります。

使うのも「人」、作るのも「人」ですからね。

こうして検品を済ませ、いよいよお客様の元へ！

学童でも元気に過ごして欲しいので、このベッドはあまり使われない方がいいのかもしれませんが…。

その時が来たら、子供たちの体を優しく支えるベッドとして陰ながら活躍できたらいいなと思います。