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魅惑の製材工場見学

今年はまだまだ半袖を着ていません、林です。(基本寒がりなのです)

今日は製材工場見学のお話です。

私達社員にとっては日常的にある工場の風景ですが、今回GWイベント木工ワークショップの中でも『製材工場見学』を企画したところ、予想以上の方にご参加いただきました。

ありがとうございました!

イベントは2日間ありましたが、なんと2日目はどっしゃぶりの雨。。。

開催をひるむほどの雨が降っていましたが、予定時刻前には何組ものお客様が集まってくださり、傘をさして決行です。

いつも製材工場ではちゅいーーーーん!という機械音が聞こえていますが、これが製材の台車が動いている音。ちゅいーーーーん?てなにそれ、と思うかもしれませんが私にはそう聞こえるんです。(笑)

 

ざっくりの説明をすると製材工場の仕事は伐採されて4メートル(もしくは3メートル)の丸太が運ばれてくるところから始まります。

よく私達三栄林産のスタッフが山へ入って木を切っていると思っている方もいますが、そこは違うのです。分業なんですよ。

マグロを釣ってくる漁師さんと解体する人は別の人なのと同じです。

まず皮を剥き、その後丸太の太さによって使い道があるのでそれによって使う機械も分けていきます。

大きな丸太は住宅の梁や桁、ダイニングテーブルの天板などに、小径木は柱や土台、家具なら板材に加工されていくのです。

全ての機械が大きいので、工程がダイナミック。

写真たくさん載せますけど、先に言い訳させてもらうと、これうまく伝わってるのかなぁ?

こうして子供たちが木に鼻をこすりつけて夢中で匂いをかぐ姿を見ると、やっぱり一度実際に見てもらいたいなぁって思うの。

 

さっきマグロを例に出しましたが、仲買人【製材工場】によって解体されたマグロはある程度の柵になって市場【材木屋さん】に並びます。

そこへ料理人【家具の場合家具職人】が買いに行くわけなんですが、

これ多分「とれとれ産直市場」みたいなところだと、マグロ解体されてから美味しい海鮮丼になってお客さんの手元に届くまで、同じ会社の中でできたりするじゃないですか。

ノッティーハウスリビングの家具はまさにそれだと思ってください!

 

今、遠くの小さな国で戦争となり、私達輸入に頼る小さな島国は窮地に立たされています。

頼りにしてしまっていた木材も輸入されなくなり、それに伴い国産材も需要が集中することで値上がりとなり

にっちもさっちもな場面に来ていますが、私達は変わらずにできることをしっかりとやっていく会社でありたいと思っています。

また工場見学の機会は作りますので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。魅惑の工場見学ですので!