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大阪・関西万博で使う木を切りました

坂です。

10月21日、22日の週末は

未来へつながる森づくり”MORIET(モリヘト)”のイベントを開催しました。

MORIETは

2021年にクラウドファンディングに挑戦し、実現した、かぶとの森テラスをフィールドに以下の3つのことをコンセプトにしたイベントで今年で3年目となりました。

①放置された山に新しい価値を想像する

②未来ある子供達に地域の山や川を好きになってもらいたい

③「かぶとの森テラス×地元企業」=新たな地域の魅力創出

MORIETについてはこちらのMAKUAKEページをご覧ください

21日の土曜日は例年のMORIETイベントと同様に

森の清掃活動、森の整備体験、そして森の清掃で集めた木々を使って”桧の薪風呂”体験をしました。

22日の日曜日はスペシャルバージョン!

”大阪・関西万博で使うための木を切りに行こう”イベントを行いました。

このイベントは名古屋市の建築設計事務所、ナノメートルアーキテクチャーさん(ナノさん)との共同開催です。

ナノメートルアーキテクチャーさんのHPはこちらから。

ナノさんとは以前にお施主様を通じて知り合いにならせていただきました。

今回、2025年開催の大阪・関西万博のプロポーザル案(サテライトスタジオ)にナノさん案が選出されたこと、

そして木を使って建築をするということでご連絡をいただきました。

”困った木を集めて柱を積む”プロジェクトになるのですが、

ストーリーのある木はありませんか?

というものでした。

僕が”加太にあります! エコ伐採しましょう!”

と即答したことから、今回のイベントが実現をしたのです。

祖父たちが一生懸命に植林した杉と桧です!

加太にある戦後植林された杉や桧が困った木かどうか。。。

植林された杉や桧を困った木という視点で考えると

①花粉の問題

②自然災害の問題

③相続の問題

など、たくさんの大きな問題を抱えていて、ある意味困った木に分類されてしまうことが多いのかなとも思います。

もちろん、私たちは困った木とは思っていませんが、このまま地域の山が放置され続けると、本当に困った木になってしまう可能性があるのです。

そうならない為に、私たちはより多くの方に地域材を活用してもらえるように訴求し続けています。

今回のイベントについても地域材の価値について、改めて、考える機会になればという想いがあります。

最近は

”花粉症は社会問題”

”花粉発生量は30年後に半減を目指す 杉人工林の伐採拡大”

というニュースが飛び交っているので、

杉や桧は本当に困った木になってしまいそうです。。。

日本全国にある植林された杉や桧

国土のおおよそ65%が森林である日本、そのうちの40%が植林木。

全国の植林木は先人が子孫繁栄、日本繁栄の為と将来を夢見て、一生懸命に1本1本手で植えていった私たちの大事な資産、財産なのです。

これらが十分に活用されないまま、放置されたり、伐採されてもチップにしかならない。。。

それで良いのでしょうか?

イベントの様子

エコ伐採なのでノコギリと斧だけで伐採していきます。

子供達も参加して木を切りました。

みんなの手で運搬しました。

トラックに乗せて任務完了!

このまま大阪の工務店さんへ運搬されていきました。

今回のイベントで伐採された木は大阪・関西万博で使用された後、また形を変えて活用していけるストーリーをナノさんは考えていると話をしてくれました。

私たちも地域材を価値ある財産にするべく、そのストーリーをしっかりと伝えて、地域材が活躍する機会を増やしていきたいと思います。

 

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