今日はダイニングテーブルなど、家具のことでたまに聞かれることについて語ります、林です。
①「色はこれだけですか?」
②(テーブルなど)「もっと軽くなりますか?」
まず①の色ですが、答えは「これだけです。」になるのかなぁと思います。私たちが扱う樹種は主にひのきや杉で、色味はこの種類の違いになります。
多分ご質問は「ナチュラル」(薄い茶色)や「オーク」(濃茶)とかはないのかな?ってことだと思うのですが、それは主に「突板」(つきいた)という加工された素材で作られた家具がそうなんですね。
突板とは木を0.2ミリ程度に薄くスライスしたもの。これを合板等で作られた家具の表面に貼り付ける家具は、素材の表記に「突板」とちゃんと書いてあります。
表面は無垢の板なので、触った感じもしっとりして風合いはあります。
貼り付ける板の種類によって薄い色(ひのきやタモなど)や濃い色(ウォールナットなど)自由自在なのです。
中はこんな仕組みになっているので、②の重い問題もクリアしています。
ノッティーハウスリビングの家具は無垢の木を使用しているので、中はガッツリしっかり天然の木。だから決して軽くないのです。どちらかというと重い。非常に重い。
ただ、何故重いのかをこうして知っていただけると「重いことの価値」が理解していただけるかなぁ〜と思って、思い切ってブログに書いてみました。
もちろん、突板の家具にはメリットもたくさんあります。
・カラーバリエーションが楽しめること
・安定供給ができること
・軽いこと
・安価で購入できること
などなど。
改めて私達の作る家具はこの真逆をいってるなぁと思うのですが(汗)
色に関しては長い暮らしの中で“経年変化”というそのご家族だけの温かい色合いを得ることができます。
「ええ色」になるまで、5年は待ってください。
“イラチ”な方には向かないかもしれません。(笑)
でも無垢の木の家具は、工業製品にはない、暮らしの温かさをもたらしてくれます。
重いです。重いですが、その中に価値を見いだしてもらえたらと思っています。
“木を楽しむていねいな暮らし”
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