韻を踏もうとしすぎて、タイトルを考えるのに時間がかかりすぎた、谷本だYO。
そんな出だしでごめんなさい笑
先日、上棟を終えて、大工工事スタートしました鈴鹿の現場からお伝えします。
以前にもお伝えしましたが、鈴鹿のお家は、吹抜が開放的な間取りを活かした、パッシブエアコン搭載の仕様です。縦にも横にも空間が伸びやかなこのお家は『Relation Ship』をコンセプトに、空間と家族が縦横無尽につながります。
パッシブエアコンのお話はまたじっくり、ゆっくりお伝えします。
今回は、機能面でお施主様と話し合って、こだわって決めた、『制振ダンパー』のこと。
ノッティーのお家は、長期優良住宅仕様で、耐震等級3を取得できる構造設計を標準としています。地震大国日本において、耐震等級3の重要性がどれほどあるのかと、皆さんは考えたことありますか?直近の大地震でいえば、平成28年4月に発生した熊本地震の際には震度7が2度観測されましたが、この地震の被災からも尊い犠牲の元に、新たな知見が得られています。専務が以前に熊本視察に行った際に、震災の被害の大きさを目の当たりにし、『耐震等級3』の重要性を感じて、私たちにも話をしてくれました。
耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の耐震性能で、震度6強〜7の地震でも、軽い補修程度で住み続けられるレベルとされています。
今回はさらに、耐震等級3に加え、建物の揺れ幅を最大80%低減する制振ダンパーを併用します。その制振ダンパーが最も威力を発揮するのは、大地震後も同じ性能が保たれ、繰り返しの余震に対しても安心だという点です。
大きな揺れが1回であれば、なんとか耐えていたお家も、余震が震度6強ほどあり、本震と変わらないダメージが続いた場合、耐震性は徐々に弱まります。制振ダンパーがあることにより、揺れを吸収しながら制振するしくみをお家の中につくっておけば、蓄積されるお家へのダメージを軽減できます。
お家が完成したら、もう見えなくなってしまうパーツではありますが、お家と家族を守るための新たな部材として、お施主様には決断していただきました。オプションではありますので、気になる方はお声掛け下さい。
こだわれば、もちろん、コストもかかります。でも納得して選択していただければ、それこそ本当のお家づくりだと思っています。
随所に新たな試みと、変わらない心地よさを織り交ぜ、また1棟、お施主様、クラフツマンズ、ノッティーとで知恵を出し合って素敵なお家が出来るのを楽しんで進めたいと思います。
“木を楽しむ ていねいな暮らし”
ノッティーハウスリビング
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