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日本の木は切ったらあかんのでしょうか?

店舗スタッフ林です(^^)

 

お店にダイニングテーブルを検討しに来てくださるお客様には、希望の雰囲気やサイズなどをお聞きして、まず店内奥にあるテーブル天板を見ていただきます。

常時8枚ほどのひのきのテーブル天板が展示してありますので、お好きな雰囲気と出会えればご成約になりますし、

うーん、なんか節の感じがもうちょっとこう…というご希望があれば、もうひとつ前の段階である板の状態から選んでいただくこともあります。

以前この時お客様とのやりとりで

「この太さだと樹齢どれくらいですかね?」

「そうですね〜、少なくとも5.60年、もしくはもっと経ってるでしょうね。私達のおじいさんか、その先代くらいの時代に植えた木ですね。」

と、お答えしたところ

「そんな昔の人が植えた木を切って僕らが使ってるなんて、なんだか申し訳ないなぁ〜…。」

と言われたのです。

 

えっと、えっと〜。

それは違うんです。そんな風に申し訳なく思わなくても大丈夫なんです!

日本の杉やひのきは基本的には将来使われるために植えた「人工林」。

人が植えた木は、人の手によって手入れをして、

伐採をきちんとして、人が使い、また植える、このサイクルが正しい循環。

今私とお客様のいる位置は「使う」のところであり、なんにも悪くないのです。

ましてや今日本の木は需要が少なくなり手入れされず、伐採もされず、放置されることが多く、どんどん使っていかなきゃならない状況なんですよね。

「なぁんだ!そうなの?

あ、なんかすごく気が楽になった〜

だってさぁ、そんなの誰も教えてくれないじゃない?」

って、安心して購入していただいたのです。

 

確かに、誰も教えてくれないし、

そう思ってる方、たくさんいらっしゃるかもしれません。

もしかして「あの会社、国産の木で家建てて、家具作って、あかんやろー…」って思われてたりするのかなぁ…汗

 

だからこそ私達は

日本の木を使うことをどんどん発信して、その心地よさや木のことを知ってもらいたいのです。