こんばんは。
石川です。
今日は『節(ふし)』のお話。
どの家庭にも1つは木製品があるかとおもいますが、そこに節はありますか?
山にある木を見るとお分かりのように、枝が様々な方向にたくさん伸びて、葉が付いています。
その木の幹の成長により枝がその幹に巻き込まれた部分のことを節と言います。つまり、節は幹の中に存在する枝の一部で、節は枝があった場所にに枝の数だけ存在するということです。
その節にも、呼び方があるんですよ。
生節(いきぶし)と死節(しにぶし)
ちょっと呼び方がコワイですね。でもそう呼ぶんです。
簡単に言うと、、、
◉生節は枝の元の部分が生きている間に幹の中に枝が取り込まれた時にできたもの。
◉死節(しにぶし)は、枝が何らかの理由で枯れた状態の時に幹に取り込まれたもの。
その節が抜け落ちたものを抜け節などと呼びます。
[ちなみに節の無い板は]
樹木の枝を幹から切り落とす作業(枝打ち)を行って若い木の時に必要でない幹の下部の枝を払ってしまいます。そうすると節のない材料になるということになりますが、節を作らないように、時間と手間をかけて木を育てているんです。
ちなみに我が家のテーブル
1枚の中にも生き節(しかもかなり大きい)と↓
死節があります↓
ノッティーでは、死に節を埋めてフラットになるように加工する事が多いのですが、我が家はこのまま使っています。テーブル裏側には洞窟みたいな死節もあります笑。ですが、節の大きさも形状もみーんな含めて惚れた1枚だそうです。(夫談です)
市場では節の無い材料が良いものとされていて、節の多いものは敬遠されがちですが、節の入り方がカッコいいとか、お気に入りの節が見つかると、とても味があって使うほどに愛着がわくかも知れませんね!
樹木の成長の過程で出来ていく節。
節の大きさを見ると枝の太さが分かりますね。どんな枝ぶりの木だったのだろうと想像しちゃいますね。
節に自然を感じませんか?
節に歴史を感じませんか?
家の中にある家具に節を見た時、もしここに節が無かったら。なぁんて思っていたなら、どんな枝の木だったのだろうと思いを馳せるのも面白いですよ。
“木を楽しむていねいな暮らし”
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