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ヤニツボ、発見!

坂です。

先日、木で玄関ドアを製作はさせていただきました。

真っ白に塗装するということもあり、いつもの杉や桧ではなくピーラー材を使用。

ピーラー材とは、年輪幅の狭い大径木の米松材。その中でも良質な材料…

業界的には”木目が込んだ、ええ材料”と表現される材料ですが、松材なのでヤニのことも考えないといけません。

松ヤニはネバネバしているので、嫌われものでもありますが、このヤニっ気がいわゆる木材の脂っ気であり、品質の良さにつながる要素でもあります。

玄関ドアの一部分からヤニが滲み出ていました。

建具職人と相談しヤニツボを埋め木で対処することにしました。

ヤニツボ発見!

木目に沿って、少し濃い色に見えるヤニツボ、見えますか?

この後、埋め木をして再塗装し無事完成しましたが、

僕が現場で立会いできたのはここまでで、現場に戻った時は既に何事も無かったかのように綺麗に仕上げられていました。

天然の木材を取り扱っているといろんなことが起こります。

今回も良い勉強になりました。