坂です。
先日、築14年になる我が家を、家づくりを考えているお客様に見学していただきました。
14年間、家族4人で暮らしてきた痕跡も見ていただけたと思います。
その時に撮った写真。
この床、張ったばかりの頃はもっと明るい木の色でした。
毎日家族が歩き、窓から光が差し込み、そのうちに少しずつ色が深まり、今では落ち着いた飴色になっています。
無垢の木は、光や空気に触れて少しずつ色が変わっていきます。
これを「経年変化または経年美化」と呼びます。
一般的な住宅に多い合板フローリングやシート貼りの床は、表面が「完成した状態」で工場から届きます。
だから新しいうちが一番きれいで、あとは少しずつ傷んでいく「経年劣化」していきます。
無垢の床の完成は、新築時ではありません。
暮らしながら、少しずつ「その家らしい、そこで暮らす家族らしい表情」になっていくのです。
ノッティーハウスリビングではこれを「木の家は育つ」と表現しています。

もちろん傷もあります。
子どもがおもちゃを落とした跡、椅子を引いた跡、猫が走り回った跡。
新築の頃なら気になったはずの小さな傷も、全体の色が深まってくると不思議と目立たなくなります。
むしろ床の表情のひとつとして馴染んでいくのです。

南側の窓から光が入ると木目の流れが美しく浮かび上がります。
新築の頃とはまた違った美しさだと感じています。

「家は建てた瞬間が一番きれい」。
そう思われている方は多いかもしれません。
でも木の家は、10年、20年と暮らすほど居心地が良くなっていきます。
そのことを、もっとたくさんの方に知っていただきたいと思っています。
写真では伝わりきらない床の手触りや、光の入り方があります。
ご興味のある方には、我が家をご覧いただくこともできますので、お気軽にお問い合わせください。
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