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古民家再生見学会レポート ”実家をどう活かすか”

 坂です。
 今週末に開催した古民家再生見学会。
これまでリフォームの見学会はなかなか開催する機会がなかったので、今回がノッティーハウスリビングとして初めての古民家再生見学会でした。
本当にたくさんの方にご来場いただき、古民家再生への関心の高さを感じました。

そして、新築の見学会とは違い、さまざまな想いを持った方にご来場いただけたと思っています。
会場となったのは、亀山市加太にある築100年の古民家「しんどや」。
かつて地域の方が集い、商店としても親しまれてきた建物を、面影を残しながら現代の暮らしに合うよう再生した建物です。
しんどやについてはこちらからご覧ください。


今回の見学会で印象的だったのは、「古民家に憧れている」という声だけでなく、実家をこれからどう活かしていくかを具体的に考えている方がとても多かったことです。
たとえば、親世帯と子世帯で2世帯に近い形で暮らしたいという方。
空き家になっている実家をリノベーションして、自分たちの暮らしの場として使いたいという方。
あるいは、親世帯がいま住んでいる敷地内に新築を建て、親世帯は新しい家へ、子世帯は既存の実家をリノベして暮らしたいというご相談もありました。
どのご家族にも共通していたのは、単に「古い家を残したい」ということではなく、家族の資産を無理なく有効活用したいという視点でした。
建て替えか、新築か、リフォームか。
その選択肢を考えるとき、いまは物価高騰の影響もあり、新築一択ではなく「今あるものを活かす」という考え方が現実的な選択肢として広がっていることを実感します。

 実家には、その家族の歴史があります。
思い出の詰まった柱や建具、長い年月を経た木の風合い、土地に根づいた暮らしの記憶。
そうしたものを受け継ぎながら、これからの暮らしに合うよう整えていくことは、単なる改修ではなく、家族の時間をつなぎ直すことでもあるのだと思います。

 今回の見学会を通して、私たちもあらためて感じたのは、古民家再生や実家リノベーションは、特別な人のための選択ではなく、これからの住まいづくりのひとつの現実的なかたちになってきているということです。
特に三重県には”優良な実家”がたくさんあるので、上手く活用すれば、”したい暮らし”が必ず実現できます。

 ”しんどや”は週末に古材と暮らしの古道具店としてオープンしますので、古民家今ある家を活かしたいと考える方にとって、具体的なヒントや安心につながる場をつくっていきたいと思います。

 

私たちが家づくりにかける想いをまとめた冊子『森と木のある家』も、ご一読ください。ノッティーハウスリビングが三重県産材にこだわる理由や、木の心地よさ、お施主さまの暮らしやインタビューなどを1冊にまとめました。詳細・請求はこちらのページから、お願いいたします。

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