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亀山市で長期優良住宅を建てるならメリットとデメリットを知っておこう

「長く住み続けられる家」として、長期優良住宅が注目されています。
耐震性や省エネ性など多くの基準をクリアしてはじめて認定を受けられるので、建物自体が長持ちするのはもちろん、資産としての価値も維持しやすいというメリットがあります。
しかし、コストや維持管理などの面でデメリットといわれる部分もあるので、家を建てる前の段階で長期優良住宅についてしっかりと内容を把握し、後悔のない注文住宅を建てましょう。

亀山市で長期優良住宅を建てるメリット

まずは長期優良住宅を建てるメリットから、見ていきましょう。

家をよい状態で維持しやすい

長期優良住宅は、家を長持ちさせるために耐震性や劣化対策、可変性(将来の間取り変更への対応)、維持管理のしやすさなど、さまざまな配慮がされています。
構造躯体の耐用年数は100年超が目安とされているため、定期的な点検と修繕を行えば、親から子、そして孫へと住み継げる家になります。

資産価値を維持しやすい

一般的な木造住宅は新築から10年ほどで建物の資産価値が半分ほどになり、20年を超えるとほとんど価値がなくなるといわれています。しかし長期優良住宅は劣化対策に加えて、耐震性や省エネ性も確保されているため、資産価値が下がりにくいのが特徴です。
しっかり維持管理をしておけば、築年数が経っても買い手が見つかりやすく、住み替えや相続の際にも有利にはたらくでしょう。

税金の軽減措置が優遇される

長期優良住宅は一般的な住宅よりも登録免許税・不動産取得税・固定資産税の減税措置の優遇を受けられます。現時点(2025年7月)での減税措置は以下のとおりです。

一般的な住宅 長期優良住宅
登録免許税 税率0.15% 税率0.1%
不動産取得税 控除額1,200万円 控除額1,300万円
固定資産税 3年間1/2(半額) 5年間1/2(半額)

(※)不動産取得税、固定資産税:2026年(令和8年)3月31日、
登録免許税:2027年(令和9年)3月31日までに入居した方が対象

このように、住宅取得時の初期費用負担を軽減できるだけでなく、固定資産税の軽減によって長期にわたって税負担を軽減することができます。

参考:国土交通省『認定長期優良住宅に関する特例措置

利用できる補助金が増える

国は住宅の省エネ化や長寿命化を推進しているため、長期優良住宅は多くの補助金制度の対象になっています。たとえば2025年の省エネ補助金『子育てグリーン住宅支援事業』では、80万円/戸または100万円/戸が支給されます。

ただし補助金制度は年度ごとに内容が変わるため、来年度も同じ額の補助金が支給されるとは限りません。実際に今年度は新しい省エネ住宅の追加によって、実質的に補助額が引き下げられました。
これから注文住宅を建てる方は、来年度の内容も必ずチェックしましょう。

関連記事:注文住宅を検討中の方必見!住宅補助金の概要【2025年版】

亀山市で長期優良住宅を建てるデメリットと対策

長期優良住宅は一定の基準をクリアする必要があるため、一般的な住宅よりも費用や手間暇がかかります。具体的な内容を見てみましょう。

建築費用が高くなる

長期優良住宅は長きにわたってよい状態を維持するために、高性能な建材を使う必要があります。さらに図面や性能証明の書類作成費用や申請費用もかかるため、建築費用が高くなる点がデメリットです。
しかし何十年と安心して暮らせることを考えると、コストパフォーマンスはよいといえるのではないでしょうか。
予算内で長期優良住宅を建てるためには、注文住宅に対する優先順位を明確にし、床面積をコンパクトにするなどの具体的な対策を、住宅会社から提案してもらいましょう。

着工までに時間がかかる

長期優良住宅の認定を受けるためには、詳細な図面や性能証明などの書類作成が必要です。さらに書類提出後の審査にも時間がかかるため、一般的な住宅よりも着工までに時間を要します。
お子さんの入学や進学などで希望の入居時期が決まっているのなら、1年から1年半前からの準備が理想です。

維持保全計画の提出が必要

長期優良住宅の認定を受けるためには維持保全計画書を作成し、点検や修繕を計画的に実施することが求められます。自治体への定期報告などの義務はありませんが、点検・修繕を怠ることは性能や資産価値の低下につながります。

点検や修繕工事自体は住宅会社に依頼するとしても、基本的には所有者の責任のもと維持管理をすることになります。実施記録の作成と保存も、所有者が行います。
義務と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、メンテナンス記録はリフォーム時や家の売却時にも役立つので、必ず残しておきましょう。

まとめ

長期優良住宅には性能や税制優遇、補助金、資産価値の維持など、さまざまなメリットがあります。ただし認定を受けるためにかかる費用や家づくりの長期化、維持保全の負担などデメリットといえる部分もあります。
とくに点検・修繕は定期的に行うものなので、“建てたら終わり”ではなく数十年後も気軽に「お願いします」と声をかけられる、長い付き合いができる住宅会社をパートナーに選ぶことが重要です。

ノッティーハウスリビングの家は、長期優良住宅が基本仕様。入居後3か月、1年、5年、10年点検を社内で義務付けており、それ以降も必要に応じてお客さまのお住いの維持保全をサポートしています。
亀山市で長期優良住宅をお考えの方は、ぜひ私どもにご相談ください。