坂です。
「木のキッチンは憧れるけれど、傷や汚れが心配…」というお声を、私たちはよくいただきます。
たしかに、無垢の木は表面をコーティングした人工素材と比べると、傷やシミがつきやすいのは事実です。
しかし、それは決して欠点ではないのです。
木は、傷がついても表面を削り、オイルを塗り直すことで美しさを取り戻せる素材です。
システムキッチンの合板や扉のように、劣化したら丸ごと交換するしかない素材とは根本的に素材が違います。
多少の水シミやまな板の跡も、暮らしの記憶として木に刻まれ、時間とともに「味」として馴染んでいくのです。
むしろ、使い込むほどに色つやが深まり、新品のときより美しくなっていく素材なのです。

古民家再生ショールームに設置されている桧のキッチンは以前にノッティーハウスリビング店舗で展示してあった5年前のキッチンです。
木のキッチンのお手入れの方法はシンプルです。
定期的にオイルを塗り重ねることで、木の乾燥や汚れを防ぎ、艶やかな表情を保つことができます。
特別な技術は必要なく、ご自宅で少しの時間をかけていただくだけです。
この「手をかける時間」こそ、木のキッチンと長く付き合う楽しみのひとつだと私たちは考えています。
大切なのは、「傷つけないように使う」のではなく、「傷とともに育てていく」という気持ちです。
その視点を持てたとき、木のキッチンはもっと身近で、もっと愛着の持てる存在になります。
ノッティーハウスリビングでは、実際のお手入れ方法や経年変化の様子を店舗で実演も交えて紹介しています。
不安に思っていたことが、実物を見て、話を聞くことで安心に変わるはずですので、ぜひ一度、ノッティーハウスリビング店舗まで確かめにいらしてください。