それはもう、ディープな、マニアックな(笑)これぞおとなの社会見学でした!
1日ご一緒しましたスタッフ林です。
木の家を建てる時に使われる材料を見に行ける社会見学、今回は内装編、つまりお部屋の中で使われる無垢材のフローリングなどですね。
まずは松阪市の内装材専門の製材加工工場(株)マルナカさんへ!
マルナカさんは丸太から仕入れてきて、乾燥、最終の加工まで全て一環して自社で行う信頼できる会社さんです。
つまりマルナカに入った丸太は、マルナカを出るときはフローリング板になって現場へ向かう、といった具合ですね。
家を建てたあともずっと肌に触れていく内装材。
全ての過程でとにかく丁寧な仕事が光ります!
マルナカの山本社長セレクトのすき焼き弁当でランチタイムを済ませた後は、材料になる丸太はどんな風に山で育った木なのかを見に行きました。
松阪市内から飯高方面へ車を走らせて、森林の伐採作業現場へ。
こちらでお仕事されているのは素材生産会社、「素材屋さん」と呼ばれる(株)川口屋さん。
伐採を専門とされています。
かなり急な斜面をスイスイ登り、チェーンソーで伐採、複雑に張り巡らせた架線に付けた滑車を駆使して木を一本ずつ丁寧に下ろします。
この広大な斜面をたった4人で作業されているとのこと!
うそん!(笑!)
その技術に県外からもたくさんの同業者が研修に来るそうですよ。
山から木が下りてくるシーンは参加者さんスタッフ一同、圧巻でした!
山主さんから立木を買って作業する川口屋さん。
今の時代、残念なことに、木は高値で取り引きされません。
それでも少しでも高く売れたらみんな喜ぶから、となるべくキズをつけずに丁寧に作業していきます。
傷をつけないイコール、マルナカのような工場では加工がしやすいということ。
そして私達ノッティーのような施工会社で大工さんによって美しい仕上りとなり、お客様のもとへ…。
自分の家に使われる木の一生を身近で感じた参加者さん達に、とても感激していただけたと同時に、
こんな熱い想いでお仕事されている方々が携わる材料を使って家作りができることに、私達スタッフも改めて身の引き締まる想いでした。
このおとなの社会見学は2本立て!
11/25は構造材編がノッティーで開催されます。
ただいま参加者ご予約受付中です。
詳しくはこのひとつ前の記事をチェックしてくださいね〜!