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スギ?ヒノキ?自然素材でつくるキッチン。亀山市の事例も紹介

無垢材や漆喰、珪藻土といった自然素材は、主に床や壁、天井などに使うイメージがありますが、最近では自然素材を使ったキッチンへの関心が高まっています。
自然素材のキッチンが注目される理由は、木ならではの質感を愉しめること。さらに、内装との調和がとりやすく、キッチン空間がリビング・ダイニングの延長のように感じられます。
ただし、無垢フローリングと同じように“自然素材ならではの注意点”もあるので、事前に注意点を把握しておきましょう。

自然素材でキッチンを造るときのポイント

ステンレスと木でできたキッチン、背面には大きなパントリーの木製引き戸

既製品のキッチンでも自然素材を使ったものはありますが、ここでは自然素材のキッチンをオーダーするときのポイントをお伝えします。

面材には耐水性が高い樹種を選ぶ

調理や片づけなどで水や油を頻繁に使うキッチンには、耐水性が高い樹種を選ぶのが基本。国産材であれば、スギやヒノキ。反りや変形が起こりにくく、耐久性にも優れているので、キッチンの面材としても優秀です。ただし、耐水性があるといっても完全に水や油をはじくわけではありません。シミや汚れが残らないよう、濡れたらすぐに拭き取って乾かすなどの日常的なお手入れは怠らないようにしましょう。

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異素材と組み合わせる

キッチン全体を自然素材で仕上げるのは、機能性とメンテナンス性から考えると、現実的ではありません。必要に応じて異素材と組み合わせましょう。たとえば、ワークトップ(天板)にセラミックやステンレスを選べば、水や油の染み込みを気にせず調理を進められます。さらに、引き出しの取っ手などにアイアンや真鍮を使えば、空間のアクセントにも。ただし、全体のバランスを考えて、要素が増えすぎないように注意しましょう。

インテリアとの調和を考える

キッチンはLDKの中でも存在感が大きく、空間全体の雰囲気に大きく影響します。
室内のテイストを統一させたいときには、面材の色味や質感をできるだけ内装材のトーンに合わせるのがコツ。たとえば、キッチンの面材にフローリングと同じ樹種を使えば、空間全体がまとまって見えます。
使いたい家具やファブリック、照明との相性も考えながら、デザインを考えましょう。

自然素材で造ったキッチン事例

ステンレスと木でできたキッチン、その奥には造作カウンターのワークスペース

ここからは、ノッティーハウスリビングの自然素材を使ったキッチン事例を3つご紹介します。どのようなキッチンになるのかイメージして、気に入ったデザインがあればぜひ取り入れてみてくださいね。

シンプルさを追求したオーダーキッチン

シックなグレーと明るい木目のダイニングキッチン

面材にヒノキ、ワークトップにはステンレスを使い、シンプルさを追求したオーダーキッチンです。節が少なく淡い木目は、無機質なステンレスと相性抜群。床材はスギですが、違う樹種でも木目の流れを揃え、色味を合わせれば違和感はありません。

造作のオープンなカップボード。棚の上には和の雑貨。

キッチン背面のカップボードも、自社製作したもの。
あえて扉は付けず、しまう食器類が主役になるようにシンプルなつくりにしました。部分的にスライド棚になっているので、取り出しも楽々。見た目の美しさだけではなく、使う人に合わせた機能的なキッチンになりました。

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異素材が光るスタイリッシュなキッチン

無垢の木、ステンレス、石調タイル、モルタルなど、素材感ある仕上げのキッチン

面材にスギ、ワークトップにステンレスを使った、L字型のオーダーキッチンです。
床材には、水や油が飛び散って染み込みにくいフロアタイルを採用。落ち着いたトーンでまとめた空間に、明るい木目がよく馴染みます。

節目の豊かな無垢床と明るいグレーの壁LDK、片隅にはワークスペース

キッチンの背面には、天然木の1枚板でできたテーブルを設置。配膳と片づけがしやすいのはもちろん、料理の盛り付けなど作業台としても使用できます。

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明るい室内に溶け込むキッチン

大きな窓が並んだリビングと、明るい木目のキッチン

オーダーメイドではなくメーカーのシステムキッチンでも、自然素材を組み合わせて雰囲気よく仕上げることができます。
背面のカップボードは無垢材で造作してすっきりと。

畳コーナーから見た一面木のLDK

キッチン対面には、カップボードと同じ素材で腰壁とカウンターを造作。キッチンが空間に溶け込んで、リビング側から見ても悪目立ちしません。

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まとめ

ダイニングテーブルからキッチンを眺めたところ。上部にはブルーのペンダントライト。

自然素材でキッチンを造るときには、『耐水性』『異素材とのバランス』『内装との調和』の3つを意識してみてください。とくにキッチンは水や油が飛び散りやすいので、素材選びと小まめな掃除が、長くきれいに使い続けられるかの分かれ道になります。
「自分たちにはどんなキッチンが合うのか」と悩んだときには、亀山市でオーダーキッチンや造作家具を数多く手がけ、自然素材の扱いを熟知しているノッティーハウスリビングにご相談ください。
オーダーはもちろん、事例で紹介したようにシステムキッチンを内装に溶け込ませてしまうなど、お客さまの好みとご予算に応じて自然素材のキッチンを提案いたします。

 

私たちが家づくりにかける想いをまとめた冊子『森と木のある家』も、ご一読ください。ノッティーハウスリビングが三重県産材にこだわる理由や、木の心地よさ、お施主さまの暮らしやインタビューなどを1冊にまとめました。詳細・請求はこちらのページから、お願いいたします。