休みの日は愛犬とまったり過ごしています、谷本です。
今日は、担当させていただいて亀山市の自然素材リフォームのお家の事をご紹介します。
新築だけでなく、リフォームにもふんだんに木を使用するノッティーのお家は、大切に住み続けてきたお家によく馴染みます。経年変化をした既存の木も、新しく仲間入りしたピカピカの木も、住んでいて気持ちがいいのは一緒です。
日本のリフォーム事情では、リフォームしたい理由に、「寒い、暑いを快適にしたい』が上位にきます。しかしながら、予算や、デザインに左右され、いつしかリフォームの目的を見失しがいがちなのも事実。もちろん、リフォームするんですから、きれいになるのは皆さんが願うことですが、やはり、より快適にリフォームすることも、優先度高めであってほしいと思います。
今回リフォームさせていただいたお家は、夏は暑く、冬が寒いのがお悩みでした。
北側に配置されたダイニングキッチンで1日の大半を過ごされるというご家族にとって、これは1番解決したい事でした。
↑ ビフォー キッチン
↑ アフター キッチン
キッチンの位置は同じですが、吊戸棚と家電収納を弊社のオーダー家具でご提案しました♪
キッチンの出窓には断熱内窓を設けて、室内温度を安定させ、断熱効果もバッチリです。
今までお風呂を沸かす熱源に灯油を使用して、キッチンの熱源はガスでしたので、これをまとめることによって、光熱費の見直しをして、ガスでまとめてより省エネな給湯器に変えることをご提案し、リフォームを機に床暖房を設置しました。
ダイニングキッチンに床暖房を入れることで、じんわりと足元からあたたかくなり、ダイニングテーブルに座っていても不快感はありません。
もちろん、床暖房対応の無垢の杉材を採用、膝や腰の負担も減り足当たりも柔らかです。
↑ ビフォー ダイニング
↑ アフター ダイニング
元々腰壁に貼ってあったブルーのタイルをとり、真壁の色を塗り直し、メインの建具を無垢材に新調しました。
新しく選んだ壁の色は暖かみのあるベージュ。それに合わせて腰壁のタイルもベージュ系で統一しました。タイルのベージュは色んなベージュがランダムになっているので、深みが増して、既存の木ともよく馴染んでいます。
以前は、タイルが貼ってあった高さが既存の木部に合わせて、不揃いだった箇所もありました。タイルの腰壁の前には家電収納が置いてあったので、気にならなかったのですが、このリフォームで家電収納をキッチン側に造作したので、今度はタイルがよく見える空間になります。大工さんや、タイル屋さんと、木の見切り位置、見切りの厚みや部材の大きさ、タイル割、タイルを貼るための下地etc…など、とことん話し合い決めました。
こうして仕上がって見ると、しっくり馴染んでいるので、苦労したところがクローズアップされることはありません。でも、それを目指しているので( ´∀`)
引渡し直前に、お施主様から、『タイルを隠すのがもったいなくて、食器棚を戻せないなー。しばらくこのままでいいかなー♬ よく見たら、タイルの高さが揃ってるし、タイルの割に合わせて木の見切りが付いていて、むむむーーー、ここは確か窓の下の木がガタガタしてたはずなのに、きれいに納まってる‼︎だから、この見切りの大きさなのかーーーーーー‼︎にくいねーーーーー‼︎』と声を掛けていただきました。
気づいてくれましたーーーーー‼︎
馴染みすぎてて、誰にも気づかれないか、とそっと思ってた所を、1番にお施主様に気づいてもらえるなんてーーーーー\(//∇//)\
心で決めるガッツポーズ‼︎
苦労して作ってくれた職人さんたちに、感謝して、みんなとハイタッチしたい気分でした。
私たちが出来ることは小さなことかもしれませんが、生活が豊かになったり、ますますお家が好きになってもらえるといいなと思いました。
↑ ダイニングテーブル
ずっと大切に使われてきたダイニングテーブルは、天板の磨き直しをさせていただきました。この板は『楡(にれ)』という樹種とのこと。ピカピカになって、またご家族で楽しい食卓を囲んでくださいね。
天然の素材と、永く寄り添う暮らしをノッティーハウスリビングは応援します。
最後に、現場に行くたびに、私を癒やしてくれていた柴犬のらんちゃん
また会いに行くからねー❤︎