大好物のパイナップルを、今年はまだ食べてないことに気づきました、谷本です。
残暑厳しい毎日が続いておりますが、皆さん体調大丈夫でしょうか?
そんな中、ノッティーで建替を決めていただいた鈴鹿のK様邸。新築の着工は10月過ぎなのですが、それまでに、既存住宅の解体をして、地盤調査や、確認申請を進めるスケジュールです。どうしても12月までに上棟をしないといけないという条件がありますので、逆算して、この酷暑の中でのお引越し作業が必須になってしまい、クライアントファミリーさんは大変だったと思います(@_@)本当にご苦労様でした。
少しお手伝いをさせていただく機会がありましてので、お家の歴史や、ご家族の思い出を聞くことができ、既存住宅は解体しますが、このお家での思い出は、新築にも一緒に連れて行ってもらえればと、強く思いました。
既存住宅のキッチンカウンターには立派なひのきの1枚板が施されていて、カウンターは床から90センチほどの高さ。幼少期をこのお家で過ごした息子さんは、あまりこのカウンターを意識したことがなかったそうで、『ここに、このカウンターがあったことを改めて知った』とおっしゃってました。お施主様に聞くと、息子さんが幼稚園の頃に過ごしていたので、きっとカウンターより背が低かったんだねー♫なんて、思い出話に花を咲かせたりして。そんな息子さんも成人され、お引越し時の大きな家具や、重い荷物を率先して動かしていて、頼もしい姿が、お家の歴史と重なって、ご家族のあたたかい結束を身近で感じさせていただきました。
もちろん、このひのきのカウンターも、新築のどこかで蘇らせることができればと思い、大切に取り外してきました。
そういうことが出来てこそ、、地元工務店力だと思います。
大切なお家から、ひのきのカウンターの他に、欅の板、杉の欄間、建具材、などを丁寧に取り外してきました。
新築といっても、どこかに元々のお家の面影を見る事ができれば、楽しかった思い出も一緒に連れてきたみたいに思ってもらえればと。
実は、私も生まれ育った生家が2年前に解体されました。お兄ちゃんと作った家裏の秘密基地や、おじいちゃんと毎日やっていた健康ぶら下がり機の思い出は姿形としてはありません。思い出のお家がなくなるというのは、頭では分かっていても、何とも寂しい気持ちだというのも理解できます。それだからこそ、K様ファミリーの皆さんには、新築になっても、家族の歴史や思い出は大切に、新生活に寄り添うように、感じていただければと思います。
こんな、素敵な臼も‼︎♬
何に生まれ変わらそうか、今から楽しみです
今までの思い出と、これから新たに作っていただく思い出との間に、ノッティーが携わらせていただけることを、大変嬉しく思います(´∀`*)
これからも、現場レポートしていきますので、楽しみにしていてくださいね。
解体工事も始まりました。安全に、慎重に、丁寧に、クライアントファミリーさんの想いと共に、作業を進めていきます。
“木を楽しむ ていねいな暮らし”
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