坂です。
先週末は台風19号の影響で全国各地で交通機関の乱れ、強風や大雨による被害が発生しました。
特に長野県、静岡県から以東の関東地方では記録的な大雨により多くの河川が氾濫、決壊し台風の怖さを改めて感じました。
この度の災害で被害に遭われた多くの方々には心よりお見舞いを申し上げます。
また、1日も早く普段の生活がおくれるようになることを切に願っております。
台風19号の影響はノッティーハウスリビングのある三重県でも12日土曜日の早朝から夜まで丸一日続きました。
会社前をはしる名阪国道でもお昼ころに連続降雨量が200mmを超えたため、通行止になり、会社は午後休となりました。
↑ノッティーハウスリビングが経営しているキャンプ場”かぶとの森テラス”でも場内の川が氾濫した形跡がありました。
その頃、僕は亀山市内の文化会館で取引の上野ガスさん主催”ガス展”にブース出展していました。
↑ 2019ガス展に出展!!
亀山市内はそれほど降雨量はなかったのですが、大きな災害が起こらないか、そわそわしながら過ごした1日でした。
近年、特に台風が大型化し、その勢力を増しながら日本列島に近づいてくることが多くなりましたし、そのコースも一昔と比較するとかなり変則的になってきていると感じます。
昨年の台風12号については紀伊半島の東から上陸して西に進むという観測史上初の驚くようなコースで台風が進み、昨年の台風21号では強風により関西地方に甚大な影響を及ぼしました。
今年に入ってからも台風15号が千葉県で風速57.5mを記録するような強風が吹き荒れ、倒木により大規模な停電を引き起こしました。
その倒木の原因が杉の人工林の手入れ不足により発生した”溝腐れ病(木の幹が腐る病き)”の蔓延によるものだということで、放置山林の新たな問題も浮かび上がってきました。
↑ 溝腐病による倒木の被害
三重県は台風銀座と呼ばれ、多くの台風が紀伊半島を直撃するというのが、三重県人の当たり前のようになっています。
三重県人にとって台風は慣れっ子なのですが、さすがに今回の台風19号のような大型台風が接近すると災害が起こるのではないかと心配してしまいます。
最近の台風は一昔と比べるとかなり大型化し凶暴化してきているのでより積極的な台風対策がこれから求められることになると思います。
家つくりにおいても今までは特に地震に対する性能が重要視されてきましたが、これからは耐風性能や耐水性能(特にサッシなどの開口部)も重要視されるようになってくると思います。
特に吹上に対する屋根材下地の強化や屋根材自体の固定方法についてもしっかりと検討する必要があります。
10年後、日本に上陸する台風は小型化するでしょうか?
答えはNOでしょう。
同等かそれ以上になることは間違いないと思います。
台風大型化の問題は私たち地域材や家つくりに携わる会社にとっては避けて通れない問題になっています。
また、”溝腐病”などの倒木対策についても私たち地域材に携わる会社にとって新たな問題になってきました。
台風の大型化は地球温暖化が原因であることは間違いないと思います。
多くの問題を自分たちの子供達の世代に極力、持ち越さないように
せめて私たちの世代で道筋だけでもつけたいと改めて感じました。
“木を楽しむ ていねいな暮らし”
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