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亀山市で木の家に住みたい!メンテナンスはどうする?

ぬくもりや経年変化による美しさが持ち味の『木の家』。
自然素材ならではの心地よさがある一方で、長持ちさせるためには、ある程度のお手入れも必要です。メンテナンスを怠ると劣化が進み、修繕費が思わぬ金額になってしまうことも――。

木の丈夫さ、美しさを少しでも長く維持していくためには、どのような点を意識すればよいのでしょうか?

木の家のメンテナンスが欠かせない理由

一般的に、木の家は「メンテナンスが必須」であると、よくいわれます。まずは、その理由を説明していきましょう。

湿度や気温の影響を受けやすいから

木は湿度や気温の変化に敏感に反応し、湿度が高いときには水分を吸収して膨らみ、乾燥しているときには水分を放出して縮む性質があります。室内をちょうどいい湿度に調節してくれる点はメリットですが、その際に起こる膨張と収縮が変形の原因になることも。とくに、亀山市のように夏は湿度が高く、冬は乾燥しやすい地域では、その変化が顕著です。
軽度の反りなら、湿らせた布を反った部分に当ててアイロンをかけるなど自分で補修することもできますが、メンテナンスを一切せずに10年、20年と放置すれば、板全体が大きく反ったり、割れたりすることも。そうなると部分補習では追いつかず、床材自体を張り替える必要が出てきます。

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メンテナンスによって耐用年数が変わってくるから

木は水に弱いので、過度な湿気や結露が木部の腐朽やシロアリ被害につながることも。柱や梁などの構造部分が食害を受けると、シロアリの駆除や消毒、修繕などに多額の費用がかかります。だから、木の家にはこまめな手入れと点検が欠かせないのです。
これらの問題は小さいうちに対処することで、木の本来の美しさと強さを何十年にもわたって維持できます。

木の家のメンテナンス費用を抑えるためにできること

「木の家は維持するのが大変そう」「どれくらいメンテナンス費用がかかるんだろう」と心配される方も多いでしょう。
しかし、木の家のメンテナンスは、実はそう難しいものでも高額な費用がかかるものでもありません。

外部のメンテナンス

雨風や紫外線の影響を受けやすい外壁に木を使う場合、耐水性が高い杉板を張るのが一般的。それ以外では、板を張る範囲がメンテナンスの手間と費用を抑えるポイントです。
たとえば、軒や庇のある玄関まわりやリビングの掃き出し窓周辺など、雨のかかりにくい場所にだけ板を張り、そのほかの部分は水に強いガルバリウム鋼板で仕上げるなど。

Point!
風通しや日当たりのよい立地なら、雨が降っても乾きやすいので板張り外壁でも安心。

内部のメンテナンス

室内のメンテナンスにかかる費用は、日々のお掃除が影響します。
まず心がけたいのは、こまめな掃除機がけ。床板の隙間にゴミやほこりが入り込むのを防ぐために、できれば毎日、難しければ2〜3日に1回は掃除機をかけましょう。
傷や汚れが心配な方は、表面に塗装を。木の質感を大切にしたいならオイル塗装、「とにかく汚したくない」という方にはウレタン塗装がおすすめです。

また、小さな傷や凹みはサンドペーパーやアイロンを使って簡単に補修できますが、無垢材にとってはこれも経年変化のひとつであり、家族の歴史のひとつ。必ず補修が必要なものでもありません。

Point!
色味や艶感、質感など自然のままの変化を愉しみたいなら、基本的に塗装も補修も必要ありません。

構造部のメンテナンス

家の骨格となる構造部分。ここを傷めると修繕費は一気に跳ね上がります。
とくに湿気が多い地域では、床下や壁内の通気性を高めつつ24時間換気システムを稼働させるなど、湿気をこもらせないための計画換気が重要。現代の高気密高断熱住宅では、通気性のよい構造が家を長持ちさせるカギになります。
また、家の中を歩いていて足元がふかふかしていると感じたら、床下が腐朽やシロアリによって劣化しているサイン。早めの点検と、必要に応じて修繕を。

家を建てる土地と同じ気候風土で育った木は、その土地特有の気候や菌への抵抗力があるため、腐朽に強くなります。湿度や温度変化にも適応しやすいので、反りや割れが起こりにくくなるというメリットも。

Point!
三重県産の木材なら、耐久性UP!

まとめ

メンテナンス費用を抑えるためには、計画段階から適切な素材選びとプランニングを行い、家が建ったあとも定期的な点検と修繕で住まいの健康を維持します。
今回説明したポイントを参考に、家づくりを進めてみてください。ただそれだけで、木の家は何十年にもわたって、その強さと美しさを維持できるはずです。

創業以来、林業に携わってきたノッティーハウスリビングでは、構造部分から厳選した国産材(三重県産材)を使用。地域材を用いた木の家が、弊社の標準仕様です。
さらに、半永久的に効果が持続するホウ酸処理でシロアリ対策を行うなど、木の家を長持させるためにさまざまな工夫をこらしています。
木を知り尽くしたノッティーハウスリビングだからこそ可能な、メンテナンス面も含めたプランの提案やアドバイス。「木の家にあこがれはあるけど、ちょっと不安」という方も、安心してご相談ください。

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