資料請求坂です。
「設計士」であり、ノッティーハウスリビングの注文住宅の「施主」「住まい手」でもある僕だからこその見えてきたことをお伝えするシリーズ。
「暮らし始めて気づいたことと対策、もしまた家を建てるならこうする」その３ です。
ブログ：新築時にこだわったところ、実際に住んでみてどう？その１ はこちらから
ブログ：新築時にこだわったところ、実際に住んでみてどう？その２ はこちらから
しつこいようですが、正直なところ自邸に後悔はない！です。
そんな中でも暮らしていく中で見えてきた「ここはもう少しこうしておいた方がよかったな」をお伝えします。
①無垢の木材の外壁
我が家は杉板を塗装した外壁を一部外観のアクセントとして採用しています。
杉板の質感がかっこよくて気に入っています。
新築時の外装
ですが、年月を経る中で、日射や風雨の当たり方の違いで、色に差が出てきました。
現在の外壁状況
築5年目に一度、塗り直しをしましたが、そこから6年経つとまた色が変わってきます。
この色はこの色でいい感じだなと思いますし、家に来た人にも「あえてこういう色にしているのかと思っていた」と言ってもらったりもしますが、やはりメンテナンスがちょっと大変だなと感じることはありますね。。。
とは言っても、杉板の外壁はデザイン性も良く、本当に気に入っています！
②収納
収納をどれくらいの大きさにするかは、どこのお家でも悩ましいところですよね。
我が家も娘たちが大きくなって、僕の趣味の道具もたくさん増えて、もう少し収納があればよかったかなあ…と思うようになりました。
ですが、ライフステージによって収納容量は変わってきますし、無計画に収納スペースをたくさん作っても子供たちが巣立って年を重ねたときには、無駄なスペースになってしまいます。
建築コストも高くなりますよね。
僕の自邸では、3年前に木製カーポートと屋外収納を増築しました。
アルミのカーポートを設置するのに抵抗があり、新築時から木製カーポートの計画はずっと僕の中で温めていました。
結果、屋外収納も併設したのが、大正解！
収納が充実しただけでなく、自宅でアウトドアライフを楽しめるようになりました。
ブログ：我が家のアウトドアライフ、公開します！ はこちらから。
また、収納とは少し違いますが、もう少し広く玄関の土間空間があってもよかったなと思ったりしたことはありました。
土間空間があると、キャンプ道具や自転車を屋内に置けますし、屋外と屋内のバッファーゾーンとしてアウトドアから帰ってきて家に上がるときに土間で着替えたりもできます。
僕の場合はカーポート＋屋外収納の増築になりましたが、お客様それぞれのライフスタイルや将来の暮らしビジョンに合った収納をご提案したいと思います。
③バルコニー
バルコニーはいる？いらない？問題は、特に近年、設計時の話題になっていますね。
我が家は設計当時、お布団が干したい、洗濯物をお日様に当てたいとバルコニーを設置しました。
しかし現在の暮らし方では、正直なところ、バルコニーはほとんど使っていません。
最近では特にPM2.5や黄砂を気にして、今は外干しをしないご家庭が主流になっていますね。
我が家でも、生活してみると乾燥機や室内干しすることが増えて、バルコニーよりも室内干しまでできるランドリールームがあった方がよかったかなと思っています。
しかし、これも環境や時代の変化による暮らし方の変化ということで、設計時にどこまで想定できるかということだと思います。
④無垢フローリング
これは僕がというより、皆さんによく聞かれること、心配されることですね。
「最初はキレイでいいけど、住んでるうちに傷だらけになってボロボロになるんじゃないの？」
たしかに傷は付きます。でも、馴染みます。気にならないです。
僕の家の杉の無垢フローリングは、３年目くらいで色も落ち着き、よく歩く場所は表面が擦れて浮造りになり、そして全体的に乾燥が進み床の表面が硬くなって落ち着いてきました。
新品の頃のやわらかい風合いもいいですが、こうやってビンテージに育てていき、自分たちの暮らしに合ったオンリーワンになっていくのは、たまらないものです。
僕の家のリビングのフローリングですが、なんともいえずカッコいい風合いになっていると思いませんか？
遊びに来る友人たちにも、良い感じだね、気持ちいいねと好評です！
さて、この「設計士」×「住まい手」だからこその視点から見えてきたシリーズ。
僕の自邸を例にご紹介していますが、実は弊社スタッフはノッティーハウスリビングのOB施主が何人もいます。
誰でも最初は家づくりについて、将来のことを想定した間取りや素材なんてわからないという方がほとんどだと思います。
プロとしてのノウハウはもちろん、ノッティーの家づくりの経験者として。
自分が施主だったからこそ、そして実際の住まい手だからこそ、お施主様に寄り添ったご提案ができる、それが僕たちの強みだと思っています。
何もわからない状態からでも大丈夫です。
ぜひお気軽に、僕たちに、家づくり、木の家、自然素材の家、「森と木のあるライフスタイル」についてご相談ください！
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